ジャイアンにマンガやゲームを強引にうばわれてしまったのび太とスネ夫。くやしいのび太は、ドラえもんに、ジャイアンをやっつけてくれる道具を出してほしいと頼み込む。そこでドラえもんが出したのは『メカメラ』というひみつ道具。このカメラで作りたいものの写真を撮ると、プラモデルのようなパーツが出てきて、それを組み立てればホンモノそっくりに動くメカが完成するのだ。 さっそく、ジャイアンの姿をメカメラでかくし撮りするのび太たち。スネ夫と一緒に“メカジャイアン”を組み立て、「ジャイアンをやっつけろ!」と命令するが、でき上がったメカジャイアンは、なぜかのび太たちのいうことをまったく聞かず、公園であばれ出してしまう。操作するためのコントロール装置を取り付けていなかったのだ。 まるで本物のジャイアンと同じように、子どもたちからマンガやゲームを取り上げるなど、やりたい放題のメカジャイアン。すると、メカジャイアンの目の前に本物のジャイアンが現れ…!?