しずかの家のりっぱなひな人形を見て、うらやましがるのび太。そんなのび太を見た出木杉は、おひなさまが豪華になったのは江戸時代のことで、もっと昔は、紙細工のかんたんなもので、子どもが病気や災難にあわないよう、身代わりとして川に流していたと話す。みんなが出木杉に感心していると、しずかのママがケーキと甘酒を出してくれる。さっそくいただこうとするのび太だったが、みんなからまだ来ていないドラえもんをよんできたほうがいいと言われ、しかたなくむかえに行くことに。タケコプターで家に向かうとちゅうで、目の前に落ちてきた野球ボールを、何も考えずにけとばしてしまうのび太。そのせいで、相手チームの打ったフライがホームランになってしまったため、ジャイアンとスネ夫はカンカンにおこり出す。それを見たのび太は、大あわててでにげていき、自分の部屋へ。すると、ドラえもんが押し入れの中で、ふとんをかぶってふるえていて…!?