スネ夫から、ティラノサウルスの巨大なプラモデルをじまんされた、のび太。「もっとめずらしいプラモデルを出してほしい!!」とドラえもんに泣きつく。 とはいっても、のび太はこれまでプラモデルを1個も完成させたためしがない…。そんなあきっぽいのび太のために、ドラえもんは、『自然観察プラモシリーズ』を取りだす。 だが、植物のかたちをした台に、小さな2つのツブをくっつけてのせるだけで完成だといわれ、あまりのかんたんさに、のび太はひょうしぬけしてしまう。 ところがしばらくすると、ツブが毛虫にすがたを変えていたからビックリ! まもなく、毛虫はサナギになり、チョウになって飛び立ったから、のび太はますます大コーフン!! なんとこの『自然観察プラモ』は、“成長するプラモデル”だったのだ! しかし、負けずぎらいのスネ夫が『自然観察プラモ』のひとつを強引に持ちだしたから、大さわぎに…!?