パパから、買ってもらった偉人の本の感想を聞かれたのび太は、てきとうに返事をしてしまい、まだ読んでいなことがバレてしまう。パパには、もう読まなくていいとおこられ、ドラえもんからは、君のためになるから読んだほうが言われるが、こういう本は開くだけで具合が悪くなると言い出すのび太。 それを聞いたドラえもんは、本にかけるとどんな本でもおもしろく読めるという『本の味の素』を取り出し、試しに算数の教科書にかけてみる。すると、とつぜんのび太が夢中で教科書を読み始めた! しかも、大笑いしながらどんどん読み進めるのび太。その様子を見たドラえもんは、パパから買ってもらった本にも、本の味の素をかけようとするが、のび太は本の味の素を手に外に出かけてしまう。 そして、しずかの家をたずねたところ、ちょうどケーキを作っているところだった。家の中に案内されたのび太は、テーブルの上においてあったおかしのレシピ本に、本の味の素をかけてみるが…!?