何とか目的の品の奪還に成功した蛮と銀次だったが、奪り還そうと2人のあとを追う運び屋の手を逃れなくてはならなかった。 困ったことに、蛮の切り札である邪眼はもう使えない。なぜなら、邪眼は1日に3回しかつかえない上に、同じ人間には24時間は使えないのだ。もしこの禁を破ると命に関わるのだという。邪眼は、すでに馬車に1回、卑弥呼と赤屍に1回使ってしまっていたのだった。 トレーラーで、細い道は追ってこれないだろうと考えた蛮は、細い裏道を愛車で疾走するが、建物を破壊して追いかけてくるトレーラーに、最後には行く手を阻まれてしまう。 そして、蛮は卑弥呼と、銀次は赤屍と再び対決するのだった。