二人の決着は、銀次の拳がMAKUBEXの頬にヒットする事で、決着したかに見えた。 銀次の電撃が叩き込まれ、MAKUBEXの顔が歪む! しかし、その歪みは、MAKUBEXの身体全体に広がり、眩しい光が飛び出すだった。 光は更に部屋全体に広がり、それが消えた時、部屋の中にはうっすらと人影が現れていた。 そう、いままで銀次が戦っていた相手は、全てMAKUBEXが作り出したバーチャルそのものだったのだ! 「ボクの勝ちだよ、銀次さん。原爆は…完成した。」 そして、握り締めていたスイッチを見せるMAKUBEX。 それこそが、原爆を起動するスイッチだったのだ!