便乗犯の正体が判明し、公開捜査移行は見合わされた。桐子(財前直見)は真犯人が便乗犯を殺すつもりでいると確信し、森村優作(冨田賢太郎)を連れて小学校へ向かった。強奪した6000万円の扱いに苦慮していた便乗犯は、何者かからの「使える3000万円」との交換という申し出を受け、小学校のプール倉庫へ忍び込む。しかし待っていたのは、有無をいわさぬ容赦ない処刑であった…。そして、高野家に送られたメールにより、はじめて恭子(星野真里)のホームページの存在が捜査本部に知れることとなる。その頃、生と死の狭間をさまよった白砂(内藤剛志)は、結局、死の世界へ「入れてもらえなかった」。しかし、そのお陰で桐子と白砂は初めて対面する。そして朝7時、公開捜査へと移行。それに合わせるかのように、桐子達に電話が入る。生(神木隆之介)の肉声と、警察に対する3億円の身代金要求が「誘拐犯人」から出されたのだ。一方、菅井家ではついにツヤ子(岡本麗)がドアを壊し、閉ざされた恭子の世界へと足を踏み入れ…。