宮部(羽場裕一)が運転する、6億円分の金塊を積んだ車が入った倉庫の包囲体制が整い、遂に突入となった。しかし倉庫の中には瀕死の宮部がいるだけで、溶鉱炉の中では金塊が溶かされ、パチンコ玉のように加工されてどこかへ流れていた…。そして倉庫から3kmほど離れた水路で金を積んだ形跡が見つかった。しかし、検問に不審車両はかからぬまま朝を迎えてしまう。その後、一台の不審な車が「Nシステム」に検知され、犯人が乗り捨てたと思われる車も発見される。検問は見事に突破されてしまっていたのだ。しかし、桐子(財前直見)は「犯人がわかった」と、検問の撤収を指示。誘拐事件に捜査本部の誰かが関与していると確信し、桐子が罠を仕掛けたのだ。そしてその罠にかかったのは…。